2018年9月30日日曜日

バベルの塔で何が起こったのか?  ・・・人間の言葉と神々の恐れること 序章

バベルの塔で何が起こったのか?  ・・・人間の言葉と神々の恐れること 序章


バベルの塔の物語は旧約聖書の「創世記」11章にあらわれる。そこで以下のようなことが語られている。当時ノアの物語のあとの話であのノアの大洪水からだいぶ経ってはいるが人々の心の中にはその傷跡が生々しく残っていたと考えられる。人々は再び大洪水が来るのを恐れ、洪水が来ても大丈夫なような街造りを目指しバベルの塔と都市を建設しようとしたと聖書には書かれている。

旧約聖書の記述は以下
「全ての地は、同じ言葉と同じ言語を用いていた。東の方から移動した人々は、シンアルの地の平原に至り、そこに住みついた。そして、「さあ、煉瓦を作ろう。火で焼こう」と言い合った。彼らは石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。そして、言った、「さあ、我々の街と塔を作ろう。塔の先が天に届くほどの。あらゆる地に散って、消え去ることのないように、我々の為に名をあげよう」。

 主は、人の子らが作ろうとしていた街と塔とを見ようとしてお下りになり、そして仰せられた、「なるほど、彼らは一つの民で、同じ言葉を話している。この業は彼らの行いの始まりだが、おそらくこのこともやり遂げられないこともあるまい。それなら、我々は下って、彼らの言葉を乱してやろう。彼らが互いに相手の言葉を理解できなくなるように」。

 主はそこから全ての地に人を散らされたので。彼らは街づくりを取りやめた。その為に、この街はバベルと名付けられた。主がそこで、全地の言葉を乱し、そこから人を全地に散らされたからである。」
(旧約聖書では「混乱」を意味するとの神話解釈が与えられている)




 非常に謎めいた話である。
 実際によく分からない話である。
 一体、人々の言葉を乱すことなどできるのであろうか。

 神々は我々の知らぬ天の上、四次元空間か5次元空間にお住まいになっていて、我々無能な人間どもを正しい方向に影から導き、時に、ならず者にバチ(罰)を与えるような存在と思われている。時に、宇宙人ではないか、という人もいる。
 このようなすごい人たちだから、我々の言葉を乱すことなど、呪文を唱えるか、光線銃みたいなものを一発打つかすればすぐに出来ることで、我々を狼狽させることなど朝飯前のような人たちかもしれない。

 まあ、そうすると何もかもが解決するわけであるが、実は何も分からない。

 神、また、このバベルの神話について私なりの解釈を加え紐解いていこうと思う。



目次
序章  バベルの塔で何が起こったのか?  ・・・人間の言葉と神々の恐れること 

第1章 神とは?https://newsapporoporosis.blogspot.com/2018/10/blog-post_1.html

第2章 神は何を恐れたのか?

第3章 神々が恐れたもの・・・それは言葉

第4章 当時の歴史的背景

第5章 当時の寿命

第6章 神々はどのようにして人々の言葉を乱したのか

第7章 例えば、現代の日本でも起こっているかもしれない、いや、確実に起こっているバベルの塔

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2018年9月27日木曜日

病院は災害時に救援の拠点となれるはず・・・であった


こんばんは

 30年前と比べて日本に降る雨の量は3倍になったと言います。
 また、道路、堤防、水道管などインフラは老朽化が進んでおります。
 新しいのに取り替えたり補修をしたりしなくてはならないのですが、国は「金がない」の一点張り。
 今回、北海道一斉停電に見舞われてはっきりと悟りました。
 この手の災害は10年に一回くらいのものと思っていましたが、これからは毎年来るかもしれないな、と。
 喉元過ぎれば熱さ忘れる、と言いますが、熱さを忘れる暇はこれからはないと思います。





光が消えたすすきの


 まあ、このような大災害の時に何と言っても核になるのは病院であると思います。
 
 病院は、けが人、病人を救うことができますし、何と言っても、薬、食料などいろいろなものが備蓄されている・・・・はずであった。本来なら。

 しかし、今はどうか。

 政府の得意の分断政策がここでも功を奏しています。

 まず、医薬分業とかいうもののために、薬の備蓄は十分ではありません。
 また、食料も今や入院患者の食料は宅配です。だからありません。
 そうしないと経営的にもうやっていけない。
 また、病院ですから非常用の電源やその燃料はあるみたいです。
 しかし、病院に金のないご時世です。
 いろいろ聞くと、多くの病院で72時間くらい燃料がないとのこと。(それ以下のところもたくさんある)

 今回の北海道一斉大停電はだいたい1日で回復しました。
 それで病院での電気の枯渇は問題にならなかった。
 しかし、3−4日続くと病院で電気がないために死人が出て大問題となったでしょう。
 燃料の備蓄だって金がないとできない。

 医薬分業で薬は、調剤薬局へ。
 介護保険で、老人の入院は、老人ホームへ。

 何しろ、現政権にとって病院はドリルでぶっ壊さなければならない「岩盤」なんです。
 だから、壊れました。さすが安倍政権。

 本来、病院が元気であれば、非常用電源も充実して、燃料もたっぷりあるはずであった。
 薬も食料も水の備蓄もある・・・・はずであった。

 このようなものに金をかけるべきであったな。

 何、政府が国税を投入する必要なんかない。

 調剤薬局をやめて、介護は医師の資格がないとできなくすれば良いのです。
 介護も当たり前だけど医療なんです。
 医療をやりたかったら医師免許を取らなければ駄目なんです。

 結論 安倍政権・・・非常時の備えを減らしていった政権でしたね。

 

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2018年9月20日木曜日

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症例7 骨粗鬆症治療薬が効を奏したケース

80歳の女性 薬を変えて骨密度の上昇に成功したケース 




 80歳にしては非常に元気な女性。

 身体能力が素晴らしいと思います。身体の反りがこのご年齢で23cmとはすごいな、と思います。背筋力があるので背筋もまっすぐです。何かひとつ筋力トレーニングをするとすれば、背筋のトレーニングをお勧めします。背筋が曲がってくるのは、背筋力が落ちるせいです。骨が潰れてももちろん曲がってきますが、骨が潰れていなくても背筋力が弱いと曲がってきます。背筋が曲がってくる原因としては、都市部に暮らす人ではこちらの方がずっと多いのです。
 握力も20kg以上あり素晴らしいと思います。70歳以上で握力が20kg以上の人は長生きである、というデータもあります。

 運動歴をお聞きするとあまり運動はしてきませんでしたが、身体能力は非常によろしいです。生まれ持ったものかもしれません。生まれ持ったものという要素を大きいのです。
 
  骨密度はもともとあまり良くありません。平成17年のデータをみるとあまり芳しいものではありません。ビスフォスファネート製剤を毎日1年くらい飲んでおり、少し骨が増えたようです。
 7年後に来られた時は多少上がっておりましたが、もう少し骨密度を増やす必要があると考え、月に一度の薬に変えました(ボノテオ錠)。また、ビタミンDのエディロールも併せて内服していただきました。
 すると骨密度は平成17年に比べて上昇しているので非常に良いと思います。これも薬のおかげと思います。骨密度は年齢とともに次第に下がっていくものなので、本来なら60%を割っていると思います。
 70%を下回ると骨折の危険性が高まると言われています。今は良い薬がたくさん出ていますので、骨粗鬆症を放っておかずにきちんと治療されるのがよろしいかと思います

 10mを何秒で歩くことができるのかを測定していますが、これは12秒以内であれば問題ないのですが、この方は9秒でした。
 道路の幅は約10m。これを12秒以上かかってしまうと信号が青の間に渡りきれない恐れが出てきて外出を厭うようになります。これも大事です。この方は問題がありません。このような点からも歩く運動はとても大事です。
 
 運動はあまりされない方ですが、もう少し運動もされた方が良いかと思います。
 血液検査は上等です。血液検査では骨の減るスピード、作るスピードをみています。
 正常範囲でした。

 薬もうまく効いているしこの調子でゆくとよろしいかと思います。

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症例4 57歳女性 骨密度がビタミンDで増えてきた



石ぬ屏風節 CとDで唄ってみた あと88日

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