2018年8月4日土曜日

英語 現代の訓読 ローマの休日1

最初にお断り
 この現代の訓読 ぜひパソコンの大画面でみていただきたいと思います。
 スマホの画面では小さすぎてダメだと思います。

さて・・・
ローマの休日の冒頭のテレビのナレーション に、現代の訓読を施してみた。

グッと読みやすくなるのではないか。

この映画は何度もみているし、自分なりに英語の勉強の教材に使ってみたので、何となくは分かるが、しっかりとガシッと分かる必要があろうし、そうでなくては、私は嫌だな。

 英文法をやたら軽視して、何となくノリでわかれば良い、みたいなことを真顔でいう人がいて、初めは冗談かと思っていたら、そのような人がどんどん増殖しているようだ。

 しかし、英文法も単語の意味もガシッと分からないと、そこに何の進歩もないと思うぞ。

まずは原文をみてみよう。これをみてサラサラ分かる人はすごいと思う。
このような人には、「現代の訓読」は必要ないと思う。
どんどんご自身のやり方で実力を伸ばされたらよろしいかと思う。

一方でちょっと目が回るような気がする人はぜひ、現代の訓読を見ることをお薦めする。


"Paramount News" brings you a special coverage of Princess Ann's visit to London.   The first stop on her much publicized goodwill tour of European capitals.   She gets a royal welcome from the British, as thousands cheer the gracious young member of one of Europe's oldest ruling families.  After three days of continuous activity and a visit to Buckingham Palace, Ann flew to Amsterdam, where Her Royal Highness dedicated the new International Aid Building and christened an ocean liner.  Then went to Paris, where she attended many official functions designed to cement trade relations between her country and the Western European nations.  And so to Rome, the Eternal City, where the Princess' visit was marked by a spectacular military parade, highlighted by the band of the crack Bersaglieri Regiment.  The smiling young Princess showed no sign of the strain of the week's continuous public appearances.  And at her country's Embassy that evening, a formal reception and ball, in her honor, was given by her country's Ambassador to Italy.




 

 cheer: 歓声を送る



 ローマの休日は版権が切れているので、これを用いた教材がたくさんあるし、これを用いて英語を勉強してみようと考えたことのある人も多いであろう。
 その時にこの最初の長いナレーションをどうするか、ということはハタと考えてしまうところであろう。
 まあ、飛ばしてもいいのだが、何となくそうすると調子が悪い。
 読んで見るとなかなか難しい。
 故に聞いて分かるはずもない。
 何か受験英語とは違った難しさがあるような気がする。
 このような英語にも慣れる必要があるのではないかな、とも思う。
 しかし、慣れるためにはまず、分からなければならない。

 この文章に現代の訓読を施して、自分も今、ようやく理解できた、というのが正直なところである。  平成30年8月4日(土)




現代の訓読に関する簡単な解説


漢検1級のお勉強を長らくしているので、このようなことをしていると、中学高校の時に学校で習い(しかもあまり得意ではなかったが)、漢文を読む機会が増える。

 改めて漢文をみると、すごいことだな、と思う。

 これは実は中国語なのである。
 
 それを我々は、返り点やらレ点、そして送り仮名、さらに、ルビまで振って、中国語を日本語として難なく読めるようにしてある。

 少なくても「中国語である」という意識はない。

 これは日本人の祖先の大変な知恵だと思うのである。
 
 さてさて、現代の日本・・・

 それと同じようなことが英語でできないか、と考えてみた。

 実は明治のころに先人が試みたそうであるが、うまく行かなかったようだ。

 それを現代でもう一度考えてみた。

 漢文のように簡潔で格好良くはできないが、かつては、紙でしかも白黒のみ。
 紙は貴重品であったので、スペースの制約も厳しいものがあった。

 現代はコンピューターの画面が使える。
 カラーを使えるし、しかも、スペース的には無尽蔵であろう。

 その利点を生かして試みた。

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