おはようございます。
昨日、朝日新聞(ネット)にこのような記事が載っていた。
また、日本人は英語ができないよ、というような内容の記事である。
結論からいうと、私に言わせればこんなの何も気にする必要はない、ということ。
まず審査の方法が雑ですね。
ニュースを読むと「オンラインで」つまりインターネットで行ったのですね。
そして例によって、マルチプルチョイス方式でしょう。
マルチプルチョイス形式の試験は本当に多くなりましたが、あれでは人の能力を測ることはできません。ただ、100人を選ぶ試験があって、そこに1000人の応募者があった場合、それをこのような試験で300人くらいまで絞り込むようなことには使える試験のやり方である。採点もし易いから。
日本人に英語がどのくらい出来るのか、と問うならば、英語の文章を日本語に翻訳させてみる(英文解釈)、また、日本語の文章を英語に翻訳させてみる(英作文)、しかない。
もっともこの記事を見ると2011年には11位でけっこう上位だったのですね。知らなかった。この手の記事ではいつでも日本は英語ができない、となっているから。
そもそもこのような記事には誰かの何らかの意図がものです。
まあ、簡単にいうと、もっとTOEICやTOFLEを受けてくださいよ、ということ。
あの手の英語検定会社がこのような記事を作っているのであろうな。そう私は思います。
TOEICやTOFLEもマルチプルチョイスなので、英語力の正確な診断はできません。
私はあまり価値のある試験とは思えないですね。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181110-00000062-asahi-soci&fbclid=IwAR3KMLzyU7ChjGFwbdDLg3J45mCWANKEtejfAcsyCLm33ioajq8vphTEQog
日本の英語力は49位 5段階で下から2番目に認定
11/10(土) 18:25配信
日本の英語力は非英語圏で49位――。スイスに本部のある国際語学教育機関が今月、英語を母語としない88カ国・地域を対象に調べた「英語能力指数」を公表した。日本は3年連続で、5段階で下から2番目の「低い」と認定された。
世界116カ国・地域で教育事業を展開する「EFエデュケーション・ファースト」はオンライン上で無料の英語力測定テストを実施し、2011年からこの指数を公表。今年は世界で約130万人のデータを分析し、日本は数千人が参加したという。
日本の順位は11年には44カ国・地域で14位だったが、年々下落している。日本法人のサンチョリ・リー社長は「日本と他国との差は相対的に開きつつある」と指摘した。
アジア各国の英語力を示した地図。シンガポール、フィリピン、マレーシアが「非常に高い」で、日本は中国やタイと同じ「低い」に分類された(EFエデュケーション・ファースト提供)
追加
最後にこの記事は、「EFエデュケーション・ファースト提供」とあった。この会社を調べてみた。
すると海外留学斡旋の会社でした。なるほど、このような記事はこの会社にとって価値がありましたね。
いわゆる「記事広告」というものです。
一般の記事のような体裁を取っていますが、実は広告であった、というようなもの。
「広告」「宣伝」だったのですね。
EFエデュケーション・ファースト
https://www.efjapan.co.jp/about-us/
追加
最後にこの記事は、「EFエデュケーション・ファースト提供」とあった。この会社を調べてみた。
すると海外留学斡旋の会社でした。なるほど、このような記事はこの会社にとって価値がありましたね。
いわゆる「記事広告」というものです。
一般の記事のような体裁を取っていますが、実は広告であった、というようなもの。
「広告」「宣伝」だったのですね。
EFエデュケーション・ファースト
https://www.efjapan.co.jp/about-us/
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