2018年8月5日日曜日

英語 現代の訓読 の解説




 私は私なりに、英語ってどのようにお勉強するともっとも良いのかな、と模索してまいりました。

 結局ここ、現代の訓読が最終地点だと思っています。

 漢文ってすごいな、と改めて思います。

 江戸時代末期の頼山陽の日本外史は漢文で書かれています。

 もちろん、レ点、送り仮名、時としてふりがな、難しい単語には傍に意味なども付して読者の便宜を図っている。
 
 でもこれが、当時の日本でベストセラーになったのです。

 漢文は中国語です。でもそこに、ゴミのようにレ点、送り仮名をつけるだけで皆が読めるようになった。

 外国語ってこのようなものじゃないか、と思います。

 英語、オランダ語でも、江戸末期、明治初期に漢文のような試みがなされました。

 すなわちレ点などをつけて漢文のように容易に読めないか、と試みた。
 
 でもダメだったみたいです。



各単語に意味を付して訳する順番も一つ一つに付けている。
でも見辛いね。
究極すれば大事なのは見やすさです。
現代の訓読。
コンピューターの大画面を用いてカラーでたっぷりスペースを取り行います。
 
 英語(オランダ語)は中国語と比べて冠詞もあるし、時制を表す動詞も中国語に比べて豊富です。
 また、漢文は、簡潔をよしとしたのです。
 孔子以来、「春秋の筆法」と申しますか、一言で簡潔に述べる、ことを良しとしました。

 これに比べて、欧米語は冗漫なのです。

 故にここに返り点をつけていくと、十二点、十三点みたいなものも出て来てわけが分からなくなる。
 漢文なら、レ点、一二点、上下点、せいぜいがんばってこの上に甲乙点 くらい。
 私がフォローできるのは上下点くらいまで。甲乙になるともうわかりません。

 それならば、漢字の傍に読み順に数字を振った方がわかりやすいと思う。

 さらにですよ、漢文は構成が漢字ですから、皆、日本人なら意味がわかる。
 これは英語でいうと、単語の意味をみんな知っている、ということです。

 でも英語ではこれが分からない。

 この二点で、江戸、明治のころの英語を漢文のように読む試みは失敗したのです。



英語を漢文に直して日本語で理解しようという試み
当時、日本の学識者は皆、漢文を読めたので(しかも白文で)、このような試みもありであった。ただし、英語と漢文はこれまた違いすぎるので、うまくはいかなかった。
その理由は先にも述べたが、
日本人なら漢字がわかるので、漢文の構成要素である漢字はほとんどわかる。
これはつまり、英語の単語はとにかくほとんど分かるよ、ということ。
そのようなことはあり得ない。
また、英語の方が文章が長く、また、冠詞やら時制を表す言葉も多いので、レ点などでやろうとすると訳が分からなくなる

 そこで私が英語 現代の訓読。

 英語の場合、文法が幸いなことに漢文や日本語より明快。
 主語が必ずあり、その次に動詞が来る。
 難しいのは、節や句なのです。
 節や句で長々と文章が連なっていく。それが難しい英文となる。
 だからわかりにくい文章ではそこをカッコで示す。

 そのほか最大のポイントは、わかりにくい英単語には下に意味を付す。

 これでぐっと読みやすくなる。

 これは私も皆さんが中学、高校の時によくやっていたものです。
 自然体なのです。

 という感じです。
 くどくなって来ました

 今日はこのくらいで良かろうかい。

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1 アン王女訪欧を伝えるパラマウント・ニュース http://newsapporoporosis.blogspot.com/2018/08/blog-post.html

2 晩餐会での自己紹介 http://newsapporoporosis.blogspot.com/2018/08/blog-post_86.html

3 夜、執事とのやりとり http://newsapporoporosis.blogspot.com/2018/08/blog-post_8.html

4 アン王女がイライラして来る場面です。

http://newsapporoporosis.blogspot.com/2018/08/blog-post_9.html





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