現代の訓読 で読む ローマの休日 4
アン王女がイライラして来る場面です。
青い星はトラップ・ワード。
意味が多岐に渡っているので、辞書で必ずチェックしたい単語です。
これが英語の難しさの源なのです。
layとlieも注意です。これも大トラップです。
lay 他動詞 ~を横たえる 置く 語形変化 Lay - laid - laid - laying
lie 自動詞 横たわる 語形変化 lie - lay - lain - lying
layもlieも辞書でのボリュームはかなりあります。1−2ページくらいです。
丹念に読みましょう。
だるいかもしれないが、これが英語の勉強の要(かなめ)です。
また、この時制の語形変化も煩わしい(わずらわしい)です。
私も何度やっても覚えられません。
受験生ならトイレに貼っておきたいものです。
preside /prɪzáɪd/ (!-s-は /z/ )
〖pre(前に)side(座る)〗
動詞~s /-dz/ ; ~d /-ɪd/ ; -siding
自動詞
1 ⦅主にかたい書⦆〈人が〉【会議裁判などで】取りしきる, 主宰者を務める, 議長を務める «at, over»
▸ preside at the ceremony
式典の主宰者を務める.
2 〈指導者が〉【困難課題を】先頭に立って対処する, 指揮する, 取りしきる «over»
▸ The president has presided over the depression.
大統領は不況対策に陣頭指揮をとってきた.
3 〈人が〉【組織などを】率いる, 統率する «over» .
4 ⦅話⦆(公衆の前で)【楽器の】演奏者を務める «at» .
組織などを率いる時に、overという前置詞をつけるのですね。この本文がそうですね。
precideの意味をはっきりさせるというか、強めるというか、そのような働きがあるのです。
だだをこねるアン王女
sharpというのも「〇時きっかりに」という言い方で使うのですね。
sharpもトラップです。辞書を読まなくてはならない単語です。
( )の中の文章が意外と難しい。
「4:45に国際云々に出席するべきあなたの正装に着替えるためにここに戻る」 というような直訳になると思います。
to changeは、不定詞 目的を表す副詞的用法。
to meetは国際云々にふさわしい正装 ということで、uniformにかかる形容詞的用法とみました。
基本的な文法と、トラップ・ワードを理解すれば英語はいただき、と思います。
不定詞の用法があやふやなお方は、文法書を見てみましょう。
sharp /ʃɑːrp/
〖語源は「(皮膚に)切り傷を付ける」〗
動sharpen, 副sharply
副詞~er; ~est
1 比較なし〖時刻を示す語の後で〗(…時)きっかりに, ちょうどに(exactly)
▸ Our store closes at nine (o'clock) sharp.
うちの店は9時ちょうどに閉まる.
presentationは、人前で発表する、時など「プレゼンする」というふうに、すっかり現代では、日本語でも使われている。
しかし、これも色々な意味がある。
「プレゼンする」だけでは、英文を理解できないです
presentation /prèz(ə)ntéɪʃ(ə)n, prìːz(ə)n-, -zen-/
名詞
1 C(贈り物賞などの)贈呈, 授与; 授与式; 贈呈品
▸ make a presentation
(贈り物の)授与を行う.
2 C【商品企画考えなどについての】説明, 口頭発表, プレゼン(テーション) «on» (⦅連語⦆oral, multimedia)
▸ give [make] a presentation at the conference
会議でプレゼンを行う.
3 UC提示[提供]の仕方[形式], 体裁.
4 CU証明するもの; (証拠身分証などの)提示, 提出
▸ A 10% discount will be given on presentation of a membership card.
会員証を提示すれば10%の割引を受けられます.
5 C⦅かたく⦆演奏, 上演.
6 UC(正式の)紹介, 披露; (宮廷での)拝謁(はいえつ); (社交界への)デビュー.
7 UC〘商〙(手形の)呈示.
8 UC〘宗〙聖職給給付申請(権), 聖職推薦(権).
Carabiniere Police
カラビニエリ(イタリア語: Carabinieri)は、イタリアの国家憲兵である。正式名称は l'Arma dei Carabinieri である。
日本語では「国家治安警察隊」、他に「警察軍」、「憲兵隊」、「軍警察」などとも訳される。陸軍、海軍、空軍と並びイタリア軍を構成する4軍のひとつ。単純に「軍(l'Arma)」と呼称される事もある。平時にはイタリアの警察機関の一つとして、国家警察(Polizia di Stato)や財務警察(Guardia di Finanza)などとともに警察活動を行う。有事には憲兵および戦闘部隊として機能する。人員は約11万名。
英語 現代の訓読で読む ローマの休日 目次
迂拙が考案した 英語 現代の訓読法 の解説
http://newsapporoporosis.blogspot.com/2018/08/blog-post_5.html
1 アン王女訪欧を伝えるパラマウント・ニュース http://newsapporoporosis.blogspot.com/2018/08/blog-post.html
2 晩餐会での自己紹介 http://newsapporoporosis.blogspot.com/2018/08/blog-post_86.html
3 夜、執事とのやりとり http://newsapporoporosis.blogspot.com/2018/08/blog-post_8.html
4 アン王女がイライラして来る場面です。
http://newsapporoporosis.blogspot.com/2018/08/blog-post_9.html
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迂拙が考案した 英語 現代の訓読法 の解説
http://newsapporoporosis.blogspot.com/2018/08/blog-post_5.html
1 アン王女訪欧を伝えるパラマウント・ニュース http://newsapporoporosis.blogspot.com/2018/08/blog-post.html
2 晩餐会での自己紹介 http://newsapporoporosis.blogspot.com/2018/08/blog-post_86.html
3 夜、執事とのやりとり http://newsapporoporosis.blogspot.com/2018/08/blog-post_8.html
4 アン王女がイライラして来る場面です。
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