英文を読むにあたり、非常に合理的な方法を「現代の訓読」として訓読している。
その昔、日本人は、中国の本を読むために「訓読法」というものを作り上げた。
漢文の脇にちょっとレ点のような記号をつけたり、送り仮名、時に読み仮名をつけることにより、中国語を日本語として読んだのである。
私はそれを英語で出来ないかと考えている。
そのようなものを作ってみました。
題材は平成29年 北海道の公立高校の英語の入試問題より。
これをよく読んで理解してから、原文をみると驚くほどわかるのではないかと思います。
また、驚くほど短時間で効率のよい勉強ができるものと思います。
上記の文章は以下のルールに基づいて書かれております。
ご参考ください。
なるべく英語を英語のままで、というか、英米人が英語を理解するように読んでいくのが良いと考えました。
「よく英語を英語で理解する、日本語に置き換えない」などと途方もないことをいう人がいますがそれとは違います。
英語を日本語と置き換えて理解はしなくてはいけない、というか、それしか方法はないと思います。
ただ、向こうの人の順番で理解していくと英語もよりよく、より早く理解できるのではないか、と思います。
例えば、
I like English.
とあると、日本語では、「私は英語を好きです」となるわけです。
「英語を」が「好きです」の前にくるわけです。そのような順序で日本人はこのようなことを言葉で理解するのです。
一方、あちらの人はまず「私は好きです」とくるわけです。そして最後に「英語を」というのです。
それが日本人とあちらの人との言葉の違いです。
しかし、考えてみてください。
いちいち、ひっくり返して読まなくても。
「私は好きです。英語を」でも十分日本語で理解できるわけです。
相当長い文章でもこのような感じで理解が可能と思います。
それを可能にするために、英文に楔(くさび)を入れてブロックに分けたのです。
一例をあげましょう。
この通り読むと、「私は好きです。英語を」となるわけです。
このくらいの文なら何でもないでしょうが、まずはこのような原則でやっていきたいと思います。
もう少し長い文で見ていきましょう
上記の文に楔を入れてブロックに分けました。
前置詞句でも分けていきます。
そのまま読むと、「私は受け取った。手紙を。彼女からの。去年の夏に」となるわけです。これでも十分に文の意味は伝わると思います。
外人さんはこのように、この出来事を捉えているわけです。
かなり込み入った複雑な文章になると、やはり日本語式に英文を後ろから読んでみたりすることも必要になろうかと思いますが、その時はその時でそれもよろしいかと思います。
以下に、もう少し詳しい解説を載せます
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前置詞句は前置詞の部分だけひっくり返って読む。
英文 現代の訓読を大きく改良しました(平成31年2月7日)
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