2021年1月12日火曜日

個人情報談義16 中国に位負けした日本外交 日中のビジネスマン往来の実態

 中国に位負けした日本外交

 ···その原因は集取してきた個人情報の両の圧倒的な違いにある


 昨年の12月から中国との間で、ビジネス関係の人に限り往来が再開されたが、その内容に関して皆様はご存知であろうか。


 日本人が中国に入るには

 まず、中国の空港でPCR検査を受ける。

 入国後2週間は隔離。

 あと、スマホに予め中国政府のアプリを入れておく。

 おそらく位置情報を把握するもの。

 この手のアプリ 何をするのか分からない、というのが現実。

 アプリというより、ウイルスと見た方が良いだろう。

 違反してウロウロすれば、すぐに捕捉されるに違いない。

 中国入国の際にこのアプリを入れるのは仕方がないが、これは、いつも使う別のスマホに入れるのは当然のことであろう。そして、日本に帰国したらそのスマホは破棄するかフォーマットするしかない。アプリだけ捨て去ることは不可能なのだ。

 このようなセンスが日本の要人たちにはお有りなのだろうか。不安である。


 中国人が日本国内に入る際には、中国でのPCR検査の陰性証明。

 空港からは公共交通機関を使わずに移動することを要請。つまりお願いレベル。

 14日間は不要な外出を控える、とも要請されているが、これもお願いレベル。


読売新聞より



  つまり、日本人が中国に入ることはできるが、厳格にその行動を監視される。

 また、空港での健康状態のチェックも厳格である。

 一方の中国人は、いわば「ザル入国」である。

 2週間は滞在先に止まり、人と接しないようにとしているが、監視も何もない。

 たぶん、すぐにGo to travelを利用して旅行する人も多いと思う。


 なぜこのようなことになったのであろうか。

 詰まるところ、外交交渉で一方的にやられたのである。


 なぜここまで一方的にやられたのであろうか。

 一言で言うと、両国が保持する個人情報の量の差である。


  個人情報をたくさん持っているのは、皆様ご存知の通り、いわゆる、GAFAである。つまりGoogle,  Amazon,  Facebook(最近Instagramを買収してさらに膨れ上がった)、Apple である。


 中国はどうか。

 中国はまず中国本土12億人の個人情報を独占している。ここにGAFAは入られない。

 さらに、世界中に安価で性能の良い、パソコン、スマホやタブレットを売りまくり、そこからも個人情報を吸い上げている。

 また、スマホ用のアプリを多く作り、これも、世界中の人にダウンロードさせている。Tiktok, Simejiなどが有名である。これらがどのようなことをすることが出来るのかは、この「個人情報談義」で何度も述べてきた。


 GAFAは凄まじいほどの個人情報を持っているが、あくまでもその私企業が持っている。事件性のあるもの、国際間の紛争では、彼らはアメリカ政府に協力するだろうが、それも彼ら次第。つまり、アメリカ政府が個人情報を持っているわけではないのだ。

 一方の中国政府。

 中国企業は中共政府にその情報を差し出さなければいけないだろうし、差し出せば、政府の圧倒的な保護を受けられる。

 差し出さなければ・・・ブルッ そのような選択肢は彼らにはないのだ。 

 となると、世界一、一番個人情報を持っているのは、中共政府ではないだろうか。


 さて、これが外交交渉の時にはどのようになるのであろうか。

 想像することは容易いだろう。

 11月に12月に向け、日中間のビジネスマンの往来について話し合われた。

 その際、向こうの王外務大臣が尖閣諸島について述べた時に、こちらの茂木外相が何もコメントしなかったとのことで騒ぎになったが、もっとここでは広く考えてみよう。

 外交交渉というもの。様々な分野に分かれて多くの人が話し合う。駆け引きをし合う。多くは外務省の官僚であり、ビジネスマンも多く参加しているであろう。


 向こうの人と相対した時に、このような交渉をする時には相手がどのような人間か、どのような経歴の人か、家族構成、趣味、などいろいろと知っていることが交渉する上で有利になる。

 日本側は向こうの人をどのくらい知っているであろうか。それなりに調べて、年齢、学歴、職歴、家族構成くらいまでは何とか知ることが出来るかもしれない。


 一方、中国側は、相対する日本人担当者のことをどれだけ知っているであろうか。

 中国政府の情報量からすると相当量の情報を持っていることが想像される。

 日本側の職員が例え下っ端の若い外務省に入りたての人間でも、その人がスマホで今までいろいろなことをしていると、それらが向こうに流れているかもしれない。いや、流れている。そのために彼らは努力しているのである。


 中国製のスマホなどを使っていたら、あるいは、無数にある中国製のアプリを入れていたら、どれだけ情報が流出しているかは分からない。分からないほどの情報が流出している。何度も「個人情報談義」で述べているが、アプリを入れて、その時に何気なく、写真のアクセス権、カメラのアクセス権などを許可していると、彼らはその気になればスマホの中の写真、カメラで撮った写真は瞬時に手に入れることが出来るのである

(一応述べておく。彼らがそれをやっているかどうかは私には分からない。誰にも分からない。それは彼らに聞かないと分からないし、彼らは答えてくれないだろう。しかい、アプリ業者がアプリを売ったり、スタンプを売ったりするようなしょぼい商いで満足するだろうか。ガーっと個人情報を得て、それを欲しがる人に売ることが最も金になるのである)


 将来官僚になる人が多い、東大、京大をはじめ旧帝国大学の学生の情報は、念入りに補足していると思われる。完全にマークされていると考えた方が良い。

 となると、中国側は相対する人間のここ数年の位置情報、よく行く飲み屋さん、あるいは、付き合った女性、その写真(時に露わなものまで 動画を含む)、一生懸命書いたラブレター、の類まで手にしているはずだ。


 多くの人たちが担当分野で交渉しているはずだ。これだけ情報量に差があれば、おそらく勝負にならないだろう。プロレスラーと女の子がプロレスをするくらいの力の差があることであろう。

 それらの総合が、最終的に外相同士の一騎討ちになる。

 茂木なんてきっとひとたまりもなく吹き飛ばされたであろう。




 ここ10年もしていない。数年でこのような時代になったのである。

 中国政府は遮二無二(しゃにむに)手段を選ばず集めまくってきた。

 日本は、何もしてこなかった。これからはどうするのか。

 差はたぶん開くばかり。




 しかし、その情報元は我々自身にあるのだ、ということ。


 これからスマホの使用にはくれぐれも注意しなくてはならないということはお分かりだろうか。

 スマホで妙な写真を撮らない。

 妙な写真とは、免許証、預金通帳、クレジットカード、などなどのもの。

 あと、彼女との写真。二人並んでいる写真もダメでしょう。

 SNSで気楽に恋人と連絡を取らない。もちろんラブラブな話はしない。

 ラブレターをハガキで送るバカが今までいたであろうか。

 免許証があれば、預金通帳を作れる。危険である。

 個人情報で見知らぬ他人から一般の庶民が脅かされることがあるとすれば、色事関連である。不倫はもちろんであるが、結婚前の恋愛だって十分なネタになり得る。恋愛ごとは秘めやかなものなのである。


 なるほど。時代が大きく変わったのであろう。

 今まで政治家、官僚など、国家の枢要なポジションにつくエリートになるためには、いろいろなルートが知られている。

 大きなものは学歴である。東大、京大などの有力大学に入ることが肝要であった。政治家になるには・・・親が政治家であることが一番の近道。あと、タレント、スポーツ選手になり国民的英雄なりアイドルなりになること。あと、官僚になり政治家に転身する。これらであった。


 しかし、これからは違うと思う。

 いかに良い大学を出ても、親が有力な政治家であっても・・・個人情報にだらしない人はダメであろう。相手にタマを握られた人間はそのような国家の枢要な地位にはつけない。タマを握られ相手の奴隷になり、国益を譲り渡すだけの人間になる。このような人は枢要な位につけない。それはスマホを見るだけでわかる。

 内容や写真まで見なくても良い。どこのメーカーのスマホを使っているか、どのようなアプリを入れているか、プライバシーの設定はどうなっているか。

 無造作に写真、カメラ、マイク、位置情報などのアクセス権を与えていないか。


 逆にいうと、特に有力な大学を出ていなくても、このようなことがきちんとしていれば、政治家にでも官僚にでもなるチャンスができるのではないだろうか。

 企業にしてもそうである。やはり学歴は出世に重要であったが、これからは如何に学歴があっても、個人情報ダダ漏れの人は高いくらいに行けない。

 高いくらいに抜擢しても、会社の大事な情報を横流しするだけだからである。


 私はこのように考えている。残念ながら未だに「自分には関係ない」と信じ、個人情報をダダ漏れにしている人が多い。だから、個人情報をきちんとしている人にこそこれから大きなチャンスがあるのではないだろうか。


茂木外相と中国の王外相
肘ゴツンなんかしても、結果から完敗は明らか




つまり、相手を攻撃しようと思ったら、ですよ。
あっちの方が強い、とか、こちらにはすごいミサイルがある、とかいう人がいます。
 ジェット戦闘機の性能を比較したりする人もいる。
 昔なら、お城を攻める時なら、城の高さ、守備兵の数。どこの壁が攻めやすいか、
夜攻めたら良い、とか
こっちを攻めると見せかけて、相手を油断させて、手薄になった別なところを攻めるとかいうのが兵法、と思っている人がいる。

でも孫子は言っています。上のは孫子 用間第十三 からです。
 用間とは「スパイ」のことです。言い換えると、「情報集め」です。
 要するに孫子が言うには、一番大事なことはとにかく情報を集めること。
 お城を守る大将の名前や戦歴はもちろん好きな酒の銘柄、女性の好み、趣味などまで、あと副将のこと。その他、門番やら、城兵に飯を運ぶ係りの女性のことまで、とにかく諸々のことを調べ上げる。
 これが大事。
 言われてみると、当たり前なことですよね。







個人情報談義 目次

個人情報漏洩 談義1 中国製スマホに隠された不正ソフトウェア

個人情報談義2 パスワードの使い回しは非常に危険

個人情報談義3 アプリは何をするか分からない まるでウイルス

個人情報談義4 ラインはあなたのスマホに貯蔵してある画像すべてにアクセスできる


個人情報談義6 アプリをインストールするときに、クルクル回ることはないですか

 







 

 

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