2020年4月12日日曜日

インフルエンザの要領でコロナついて考えてみた

先の記事でインフルエンザの検査について考察したが、今度は、インフルエンザの要領でコロナについて考えてみた。

インフルエンザの検査はなるほど、特異度が素晴らしいのですね 95%。

コロナのPCR検査の精度は分かりませんが、あまり精巧なものではないと言われています。
 故に一応、感度、特異度ともに70%くらいなのでは、と私が予測しているわけです。感度が70%となるとインフルエンザの検査よりも良いのですがまあ、良いでしょう。あくまでも私の仮定です。
 もっともこれ以上下がってしまうと、検査をしても、病気なのか何なのか、何が何だか分からないので もはや検査としては使えないでしょう。

インフルエンザは、重症度によって3つに大雑把に3つに分かれると思います。
1)無症候:よくインフルエンザになり熱が下がったが、そのあと5日間は感染の可能性があると言われます。故に熱が下がっても5日くらい登校は控えなければならないわけです。

2)インフルエンザ風邪の状態:咳が出たり熱が出たりするような状況

3)インフルエンザ肺炎

コロナもこの3つの状況があると思います
1)無症候
2)武漢風邪 とでも申しましょうか、風邪の状態
3)新型コロナウィルス肺炎 とよく呼ばれている状況。

PCR検査は特異度が低いので健常者にやってもここでの想定の「特異度70%」とすると30%に「コロナ陽性」と出てしまう、とは何度も申し上げているところです。

しかし、そのようなことばかり言っていてもしょうがないので、今までの報道に基づきPCR陽性の人が上記の1-3の状態に含まれているとして考えてみましょう。

3 - 4日前に東京での「感染者」の数(PCR検査で陽性と判定された人の延べ人数)が約1000人となりました。

「感染者」というのは、PCR陽性者で即、これが、コロナ肺炎の人とは言わないし、陰性になった人も大勢いる。
 しかし、いろいろ言ってもしょうがないので、コロナ肺炎発病者1000人としてみましょう。かなり過大に見積もった数字です。

 また、「いや、実際は東京にはこの10倍、いやいや、100倍いるのだ。なにせコロナの感染力は爆発的だからな」と物知り顔でおっしゃる方もいらっしゃる。

 ならば、この100倍いると考えてみましょう。

 すると東京でのコロナ肺炎者数は 1000人 × 100 = 10万人 となります。

 東京都の人口は今.1200万人ですが、計算上、1000万人としてみましょう。

 するとコロナの感染者:健常者 = 1 : 99 となります。

 コロナ検査の感度、特異度ともに70%として、インフルエンザの時のような図を書くと下のようになります。


 今、我々が一番知りたいのは、
PCR検査が陽性と出たら、どのくらいの割合でコロナウィルスに感染しているのか ということです。

それは、上の図で、赤いエリアとオレンジのエリアの面積比で求めることができる。
赤いエリアの面積:1 x 7 = 7
オレンジエリアの面積:3 x 99 = 297

今、求めるところの陽性だった場合、コロナに感染している確率は、赤とオレンジの合計に対する赤のパーセントで求めることができる。

 7 ➗( 7 + 297) = 2.3%

 つまり、PCR検査が陽性と出ても、コロナに感染している割合はわずかに2.3%であるということ。

 また、健常者にPCR検査をすると、特異度が70%とすると、3割の人に陽性が出る。

 よく、クラスターと言っているが、この中にほとんど本当のコロナ感染者はいなくて、ただの偽陽性の集団をみて、それをクラスターと呼んでいるだけではないかと思うのです。

といえ、コロナは新しい感染症なので峻厳な姿勢で向かわないといけないと思う。

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