アプリは何をするか分からない。
例えば、FacebookやInstagramをダウンロードする。
その契約によるとFacebookやInstagramは、自分のスマホの写真全てにアクセスする権限を有するそうだ。
彼らがアクセスをして、写真を彼らのところにアップロードをしているかどうかは、不明である。
世の中にはいろいろなアプリがある。おそらく写真へのアクセス権があるものも多いだろう。
悪い人はアクセスをして何をするのであろう。
アクセスをして、自分のところにアップロードして保存するのである。
これはその人の秘密を握ることにならないだろうか。
何気なく我々は気楽にいろいろなものを写真に撮っていないだろうか。
あたかも備忘録代わりに使っていないだろうか。写真に撮っておいて、他人に渡るとまずいもの。
例えば、
第一群:免許証、保険証、預金通帳、パスポート、マイナンバーカード、パスワードを書いた紙など
第二群:会社の機密書類、名簿の類
第三群:恋人との写真 際どい写真 自分の裸の写真など
これらが流出するとどのようなことが起こるのか
第一群の場合:見知らぬ他人があなたの銀行口座をこっそりと作るかもしれない。
免許証と言うものは自分自身の証明を求められた場合に見せるのみでです。
これを見せられるのは本人だけ、と言う前提で世の中が動いている。
インターネットで銀行口座を作ることが可能ですが、この時も免許証の提示を求められることがある。
名前、住所、電話番号、免許証でできてしまう。
第一群のものはこのような理由で大変重要です。
スマホで写真で備忘録代割りに撮ることは危険である。
第二群 会社の機密書類など このようなものが見られるとしたら、極めて利益をもたらしそうである。いつでも見られるように、スマホやタブレットにメモがわりに写真に撮っていないだろうか。
第三群 人を脅かすのに使える。10年でも20年でも保存しておいて、写真のご当人が偉くなったり、役に立つ人間になったら出してくるのである。議員とかだったら思うように操ることができるし、企業の機密を持って来させることもできる。意外と皆さま写真や動画に撮っておられるみたいで、見せてもらったこともある。
あるいはこのようなものを手に入れた人がすぐに金が欲しければ、このような写真を見せて脅かしても良い。
先ほども申し上げたが、アプリは何をするかは分からない。
最近、私はアプリをダウンロードする時にどこの国の会社のものかチェックすることにしている。
良さそうなものをインターネットで拾ってみる。
「〇〇ができるアプリ 20選」とか言う記事を見て参考にしている。
すると驚いた事に中国製のアプリがものすごく多い。また、評判も良い。
穿って考えると「〇〇ができるアプリ 20選」と言う記事も、この1位、2位のメーカーがこの記事を書き、Googleに金を払い検索の上位に置いてもらっているのかもしれない。
Apple store、Google pay の評判も上々であるが、こんなものはどうにでもなろう。
アプリを作る、と言っても今や個人が趣味で作るようなものではなくなった。すごい人手と手間がかかるものである。パソコンはWindowsとMacOS, スマホはAndroidにiOS。それらは頻繁にバージョンアップをする。その都度にバグが発生するものである。バグ取りは大変な作業である。つまりアプリを作るのはそれだけ大変と言うことである。それでたくさんの人に利用してもらえると採算も取れるかもしれないがなかなかそうはいかない。アプリは見かけほど儲かる商売ではない。
そこに中国勢が大挙して参入している。これはどのようなわけであろう。
簡単に言えば、我々の個人情報を抜き取る。その利用法はすでに述べた。
中共政府も買ってくれるのかもしれない。
日本でそのようなことをしたら、内部告発などでバレたら罪に問われるが、かの国ではそのようなことはない。むしろ手柄になるはずだ。
私はアプリを探すこともあるが、中国製のものは絶対にダウンロードしない。
短編ビデオ投稿アプリ TikTok が個人情報を抜きとるのではないか、といってアメリカで使用中止になりそうである。
日本では、大阪府、群馬県などが自分の地域の宣伝のためにこれを使っていたと言う。
なんと言う情弱ぶりであろうか。個人でも、第一群から第三群までの利用をされたら大きなダメージを受ける。自治体ならばいろいろな情報があるのでそれにアクセスを許してら大変な事になる。なぜこのような自治体は私でも気がつくようなそんな簡単な事にも気がつかないのか。
大阪府は「TikTokはメインのコンピューターではなくて違うコンピューターにダウンロードした」とのコメントを発表していたが、そこまで危険性を認識しておられるのなら、なぜそもそもTikTokをダウンロードしたのか、と言う事になる。
なかなか厄介な世の中となりました。
インターネットで簡単に我々は世界中と直接繋がることができるようになった。しかし、裏を返せば、向こうからもこちらと繋がることができると言うこと。
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