こんばんは
ずいぶん自民党も暇なのだなあ、と言う印象です。
もっと大事なことたくさんあるだろうになあ、と。
河野大臣が各自治体にハンコをなくすように、と「スピード感」を持ってやってくれ、と要請したそうである。
きっと各自治体は、河野さんの「命令」ならば逆らえない。
「スピード感」を持って「雑」に物事をやるであろうな、と思う。
個人の認証は非常に大事。端折るとドコモ事件みたいものがすぐに発生する。
デジタルというものも、良し悪しである。
偽物が大量に蔓延る危険があるし、情報の流出という懸念もある。
下手をすると官庁のの書類が書き換えられる恐れさえあると思う。
情報流出に最も有効な手段はアナログである。
それを河野さんが知らないわけではないだろう。
誰でも知っているのであるから。
しかし、この手の話をまじにしているのを見ると、軽く見えるなあ。愚鈍に見える。
あるいは河野さんは誰かに唆されて何か邪(よこしま)な考えを抱いているのであろうか。
ハンコが本当に必要かどうか、は、どうなのだ、と突き詰められると私には分からない。
しかし、論語 に 告朔餼羊(こくさく の きよう)という話がある。
古くから続いている習慣や年中行事は、理由もなく廃絶してはならないということのたとえ。
- 「告朔」は、中国周の時代に行われた儀式で、毎月一日に羊を廟びょうに供えて祖先を祭るもの。「餼羊」は、告朔のときに供えるいけにえの羊のこと。
- 魯ろの国で告朔こくさくの儀式がすたれ、羊を供える形式だけが残っていた。「それでは無意味だから餼羊をやめるべきです」と子貢しこうが言うと、孔子こうしは儀式がすたれるのを惜しんだという。
- 『論語ろんご』八佾はちいつ
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