2020年3月18日水曜日

八重山民謡 教師免許審査 今年は断念


ここ10年くらい三線、八重山民謡に取り組んでおります。
年に1度3月に沖縄、あるいは、八重山でこの教師免許の審査があります。

今年も八重山古典民謡保存会の教師免許を受けようと思っていましたが、断念しました。もう自分の周りの状況がそれどころではない、という感じです。
 コロナにかかった、となると私の職業上、大変です。
 
 また、審査側の方も、20日までに感染者が八重山地方(石垣島を中心とする地域)で出たら中止する、と言っております。今のところ八重山地方では感染者は出てはいませんが、いつ出るかはわかりません。

 19日に石垣に入る予定でしたが、石垣に行ったは良いが、審査がないとなると大変です。とにかく行くのに旅費はともかく、代診の医師を頼むなでで莫大なお金がかかります。やはりこれでは私は動けない。

 あと、審査のあと打ち上げがありますが、ここでいろいろなお話を聞くことができるのが大変勉強になり、励みにもなる。今年はこれもないそうです。審査役員だけでささやかにやるという予定だそうです。

 それも今日の情勢を考えるとやむを得ないとも思いますが、やはり、大事なことは「楽しみ」でいくことです。審査も大事ですが、向こうの先生方とお話をする、というのがそれにも増して大事なことと考えています。
 それが今回のように何もかも抑制気味であると、ちょっと気持ちもしぼみます。

 教師免許 個人的にですが、さほど焦るものではないと達観して考えられるようになりました。
 第一、教師免許を取ったからと言って、本当に教室を私は開くことができるのであろうか。実際になかなか日々の仕事が忙しい。どうなのか。
 
 それよりも、4−5月から月にいっぺんくらい同好の誼を集めて「八重山民謡を楽しむ会」みたいのをやりたいと企画しています。それで参加した人も私も盛り上がれたら良いのかな、とも考えています。

 しかし、やはり今までの目標ではありましたので、行かないと決断したのは自分ですが、正直に申し上げていささかの消失感に陥っています。
 しかし、これは単に自分に対する甘えではないでしょうか。
 同時にこれこそが八重山民謡修行において自分の足りないところであると痛感しております。
 コンクールがないと練習できないのか。教師免許の審査がないと練習できないのか。これでは半人前ではないか、と思い至りました。

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