原文で
9. ―-hence, we speak of the Giri we owe to parents, to superiors, to inferiors, to society at large, and so forth.
10. In these instances Giri is duty; for what else is duty than what Right Reason demands and commands us to do?
11. Should not Right Reason be our categorical imperative?
12. Giri primarily meant no more than duty.
13. The instant Duty becomes onerous, Right Reason steps in to prevent our shirking it.
14. Giri thus understood is a severe task master, with a birch-rod in his hand to make sluggards perform their part.
独り言:武士道を少しずつ読み進んでいるが、このように英語と日本語を同時に読むほう
が、より意味を深く取ることができるような気がする。
思うに、言葉とはなかなか我々が考えている以上に厄介なものではないか、と思う。
我々は現代、言葉をいろいろな用途に使っている。
スマホの普及で、ラインやフェイスブックに自分の予定や食べたもの、日々起こったことを気軽に載せて皆で楽しんでいる。このような場合、情報は比較的単純なので、言いたいことを気軽に言い表せていると思う。
しかし、このような「武士道」という極めて抽象的なことを解説する場合はどうであろう。
言葉ではなかなか大変であるが、言葉を使って伝えるしかない。
その場合、言葉そのものの不完全さ、ということを感じざるを得ない。
例えば、英語も不完全である。26文字だけでこの世のいろいろな現象、思想を言い表すには困難ではなかろうか。
日本語は、約2000語の常用漢字 ひらがな、かたかな、その他、常用漢字以外の漢字を使用する。だいたい3000前後の文字を使用している。表音、表意文字両方を併せ持つ極めて優れた言語ではないか、と思う。もちろん、英語よりすぐれていると思う。
それでも不完全である。
そんな状況であるが、この訓読法で英語と日本語を同時に読むことになる。
すると、日本語、英語双方のお互いの不完全さを補って、意味をより良く的確に取ることができるような気がする。
独り言:武士道を少しずつ読み進んでいるが、このように英語と日本語を同時に読むほう
が、より意味を深く取ることができるような気がする。
思うに、言葉とはなかなか我々が考えている以上に厄介なものではないか、と思う。
我々は現代、言葉をいろいろな用途に使っている。
スマホの普及で、ラインやフェイスブックに自分の予定や食べたもの、日々起こったことを気軽に載せて皆で楽しんでいる。このような場合、情報は比較的単純なので、言いたいことを気軽に言い表せていると思う。
しかし、このような「武士道」という極めて抽象的なことを解説する場合はどうであろう。
言葉ではなかなか大変であるが、言葉を使って伝えるしかない。
その場合、言葉そのものの不完全さ、ということを感じざるを得ない。
例えば、英語も不完全である。26文字だけでこの世のいろいろな現象、思想を言い表すには困難ではなかろうか。
日本語は、約2000語の常用漢字 ひらがな、かたかな、その他、常用漢字以外の漢字を使用する。だいたい3000前後の文字を使用している。表音、表意文字両方を併せ持つ極めて優れた言語ではないか、と思う。もちろん、英語よりすぐれていると思う。
それでも不完全である。
そんな状況であるが、この訓読法で英語と日本語を同時に読むことになる。
すると、日本語、英語双方のお互いの不完全さを補って、意味をより良く的確に取ることができるような気がする。
現代英文訓読法で
和訳と解説
hence /hens/
副詞比較なし⦅かたく⦆
1 〖文修飾〗従って, それゆえに(→therefore読解のポイント) (!しばしば後続部分の動詞が省略される)
▸ Bill was very sleepy, hence the accident.
ビルはとても眠たかった, それゆえその事故が起こった.
2 〖期間を表す語の後で〗これ[今]から, 後に
▸ eight days hence
8日後に.
3 ⦅古⦆〖時にfrom ~〗ここから; この世から.
owe /oʊ/ (!oh, Oと同音)
〖語源は「所有する」〗
動詞~s /-z/ ; ~d /-d/ ; owing (!通例進行形にしない; →分詞owing)
他動詞(→give他動詞1文法語法(5)(a))
1 «…の代金として» 〈人〉に借金がある, 〈お金金額〉を借りている; 〖owe AB / B to A〗A〈人〉にB〈金額〉の借金がある, A〈人〉にB〈お金〉を借りている «for»
▸ I owe him one hundred dollars.
彼に100ドル借りている
▸ I don't owe a penny to Chris.
クリスには一銭も借りていない
▸ How much do I owe you for all this?
これ全部でおいくらですか.
2 «…のことで» 〈人〉に恩義[借り]がある «for (doing)» ; 〖owe AB/B to A〗〈人が〉A〈人など〉にB〈返すべきもの〉をもらっている; AにBを返す[する]義務がある
▸ I owe you for so many things.
私はいろいろなことで君に恩がある
▸ I owe him a letter [drink].
彼から手紙をもらって[1杯ごちそうになって]いるんだ (!お返ししたい気持ちを暗示)
▸ You can't say no. Besides, you owe me a favor.
いやとは言えないぞ. 君には貸しがあることだしね
▸ She owed him an explanation.
彼女は彼に説明をしておく必要があると感じた.
コミュニケーション
A: I owe you one. これで1つ借りができたね[恩にきるよ].
B: No problem. かまわないよ.
❢お礼の表現. ⦅くだけて⦆ではoneが省略されることもある. 応答はほかにSure., You bet.なども.
3 〖owe A to B / BA〗A〈事物〉についてはB〈人物〉のおかげである (!Aはa lot, muchなどの量を表す表現やlife, successなどの名詞)
▸ I owe everything to him [him everything].
彼には何もかも世話になった
▸ Many sports owe their popularity to television.
多くのスポーツはテレビのおかげで人気になっている (!⦅コーパス⦆Aが個別の具体的内容をさす場合にはowe B Aの型はあまり用いない)
▸ I owe it all to your dad.
何もかも君の父さんのおかげだ.
4 〖owe A to B/BA〗〈人が〉B〈人〉にA〈ある気持ち〉を抱いている
▸ We owe a debt of gratitude to Frank.
私たちはフランクにとても感謝している.
5 〖owe it to A to do〗A〈人〉のために…する義務がある
▸ Professionals owe it to the public to set a good example.
プロは一般人のために良い模範を示す義務がある
▸ You owe it to yourself to try this pizza!
このピザは当然食べてみるべきだ.
自動詞
«…の» 借り[借金]がある «for» .
and so forth
etc.、云々かんぬん、云云かんぬん、云々、云云、その他、等、以下同様、等等
instance /ɪ́nst(ə)ns/
〖in(中[近く]に)stance(立つこと)〗
名詞複~s /-ɪz/ C
1 ⦅かたく⦆(根拠となる)例, 実例, 例証; (特定の)場合 (!典型例(example)のうち, ある特定の出来事状況を示すもの) ; 〖~ where [when]節〗…の事例
▸ an instance of A
A〈事〉の1例
▸ in this instance
この場合には, 今回は
▸ in some [most] instances
場合によっては[たいていの場合]
▸ I can't recall a single instance where he did anything wrong.
彼が悪いことをしたケースは1つも思いつかない.
2 〘法〙訴訟(手続).
at A'sínstance=at the ínstance of A
⦅英かたく⦆A〈人〉の依頼[要望]によって.
for ínstance
〖例示〗たとえば(→for example読解のポイント) (!文中で挿入的に使われることが多いが, 文頭や文尾でも可)
▸ Some fats, like olive oil, for instance, are healthy for the heart.
脂肪類には, たとえばオリーブ油のように, 心臓を丈夫にするものがある.
in the fìrst ínstance
⦅英かたく⦆〖文修飾〗(一連の手順過程の)手始めに; まず第一に.
categorical /kæ̀təɡɔ́ːrɪk(ə)l|-ɡɔ́r-/ /⦅強勢移動⦆/
形容詞〖通例名詞の前で〗
1 断定的な〈発言など〉, 絶対的な, 無条件の.
2 分類別の, 範疇(はんちゆう)に属する.
~̀ impérative
〘論〙定言(的)命法[命令].
imperative /ɪmpérətɪv/
形容詞
1 〖通例be ~〗絶対必要で, 必須で; 緊急で
▸ It is imperative that he (⦅主に英⦆should) return at once.≒It is imperative for him to return at once.
彼がすぐ帰ることが絶対必要だ(shouldの省略については→should 7語法).
2 命令的な; 断固とした
▸ an imperative command
高飛車な命令.
3 〖名詞の前で〗〘文法〙命令法の〈文など〉.
名詞
1 C⦅かたく⦆命令; 義務; 緊急になすべきこと, 急務
▸ social [moral] imperatives
社会[道義]的責務.
2 〘文法〙U〖the ~〗命令法(imperative mood); C命令法[形]の動詞.
the instant (that) ...
〔接続詞的に〕…するとすぐ,…するやいなや
instant /ɪ́nst(ə)nt/
〖in(中[近く]に)stand(立つ)〗
副instantly
形容詞比較なし
1 〖通例名詞の前で〗即座の, 即時の, すみやかな〈成功反応返答など〉
▸ instant access
すぐ手に入る[利用できる]こと
▸ make an instant decision
即刻決断[即決]する.
2 〖名詞の前で〗(熱湯を加える)即席の, インスタントの〈コーヒー食品など〉.
3 ⦅かたく⦆〖名詞の前で〗緊急の, 差し迫った〈必要性など〉.
4 ⦅古⦆〘商〙今月の.
onerous /óʊn(ə)rəs, ⦅英⦆ɔ́n-/
形容詞
1 ⦅かたく⦆〈仕事任務が〉骨の折れる, うんざりする, 気乗りのしない.
2 〘法〙負担(義務)付きの, 有償の.
shirk /ʃəːrk/
動詞
他動詞
〈責任義務など〉を避ける, 回避する, 逃れる.
自動詞
«…の» 責任逃れをする, 義務を怠る «from» .
和訳:このように理解された「義理」は、手に鞭をもって怠け者にその役割を遂行させる厳しい親方となる。
sluggard /slʌ́ɡərd/
名詞
C怠け者, 無精者.
形容詞
怠惰な.
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