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小泉氏、得意の英語で環境外交=自民からは不安の声も
最近、似たような話を耳にする。背伸びをして英語を使おうとする輩の話である。
利害関係のないところでなら好きにしてよろしいかと思うが、利害関係のあるところではダメであろう。
増してや国の大臣が、国益に関することを他国の地位のある人と、不案内な英語で行ってはいけない。
やはり気心の知れた通訳を同行させ、それを通して話をするべきだ。
小泉進次郎氏はあちらに留学経験もあり多少英語はできるのだろう。
しかし、もし・・・ もし、小泉氏が例えば、アメリカで殺人事件の容疑者として捉えられ、裁判で自分の身の潔白を証言するとなったら、英語でするのであろうか。
小泉氏は、国際会議では「通訳を通してでは勝負にならない」が持論だそうだが、明らかに間違っている。
自分のもっとも得意な言語で正確にすることが、勝利への近道であろうさ。
最近、無理なことを正直に「無理です」と言わないことが多すぎる。
英語で日本語のように話をすることはいくら勉強しても無理がある。
そのようなことが、できる人というのは、極稀にいる。
語学の才能とセンスに恵まれた人というものはいるものだ。
しかし、その人にしても、先の話であるが、アメリカで裁判で身の潔白を証明しなければならないような一大事になれば、通訳を同行すると思うぞ。
国際政治は、国の威信をかけての「裁判」と同様なものだから、もっと大事に考えてほしいものだ。
小泉氏、得意の英語で環境外交=自民からは不安の声も
小泉進次郎環境相が海外要人と英語で会談を重ねている。
得意の語学力を生かした形だが、気候変動対策をめぐる「セクシー」発言では物議を醸した。自民党内にはパフォーマンスにも映る今のスタイルを続けることへの不安の声もある。
「サンキュー・フォー・カミング」。小泉氏は10月上旬、アイルランドのロビンソン元大統領との会談でこう語り始め、気候変動とラグビーについて議論したいと英語で続けた。ラグビーのワールドカップで両国代表が熱戦を演じた後でもあり、場の空気は一気に和んだ。
小泉氏は米コロンビア大大学院を修了し、ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)勤務も経験。国際会議では「通訳を通してでは勝負にならない」が持論だ。閣僚になった後は必要に応じて通訳を使いつつ、海外要人と英語で極力対話している。
ただ、小泉氏が海外メディアのインタビューで気候変動対策について「セクシーでなければならない」と英語で語ったことは、「意味が分からない」(野党幹部)などと批判を浴びた。政府は「正確な訳出は困難」とする答弁書を閣議決定している。
自民党の閣僚経験者は「英語は危険。ニュアンスが伝わらない」と懸念する。党内では「父親の純一郎元首相をまねようとして空回りしている」(幹部)との声も漏れる。
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