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直感的に言うと「言葉を自然にどんどんマスターする時期」みたいなもの。
だいたい、10歳くらいまで、と言われている。
子供の言語習得能力は非常に高い。
言ったことをそのまま覚える。
発音もそのまま入る。
しかし、これは生身の人間が、例えば、母親や父親が、懇ろ(ねんごろ)に、真剣に、話しかけてあげて、聞いてあげた結果なるものである。
例えば、ビデオばかりを小さな子供に見せていても言葉は覚えない。
あくまでも、親や、幼稚園、学校では友達と話し、聞くことによって磨かれるもの。
さて、大人はどうか。
「言語形成期」はとっくに終わっている。
スピードラーニングの宣伝でよくまくし立てているように「聞くだけでどんどん分かる」ということは医学的にあり得ない。
スピードラーニングの宣伝は「嘘も百遍」のよい実例である。
大人の場合、よく言う、英語の4技能:話す 聞く 読む 書く という分類自体があり得ない。
読む と 聞く は一体であり、書く と 話す は一体である。
故に、私は、英語の4技能・・・というもの自体、荒唐無稽と考える。
外国語マスターの方法は、母国語を軸に、母国語と外国語の頭の中での置き換え作業となる。
「英語を英語で考えて、話し、聞け」などという人がいるが、まったくの荒唐無稽。
できるはずもない。
いや、修練の末に、母国語と外国語の頭の中での置き換え作業 が本当に素早くやれるようになれば、「英語を英語で考えて、話し、聞け」なことも起こるかもしれないが、あくまでも、母国語と外国語の頭の中での置き換え作業の高速化である。
母国語と外国語の頭の置き換え作業で必要なものは「文法」である。
最近、英文法をひどく悪者にする人がいるが、まったく間違っている。
一番の味方を棒でつついて追い出そうとしているだけだ。
このようなことを間違ってはいけない。
私は、これから英文法のことについて語ろうと思う。
今までどこにもなかった英文法であると思う。
極めて単純で5時間くらいでマスターできるものと考えている。
私の考えに賛同できるのであれば、まあ、目を通していただければ、と思う。
英米人を超える英語力を、ということで、一連の記事を書いている。
1)英文ことわざ1000の素読
2)武士道
の他に新たに
3)論文、公文書を読むための英文法
を計画している
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