12. The Japanese word which I have roughly rendered Chivalry, is, in the original, more expressive than Horsemanship.
13. Bu-shi-do means literally Military-Knight-Ways ―― the ways which fighting nobles should observe in their daily life as well as in their vocation; in a word, the "Precepts of Knighthood," the noblesse oblige of the warrior class.
独り言
独り言
よく、「英語は頭から読むべきだ。英米人はそうしているだろう。英語脳に我々も切り替えて頭から読むべきだ」と剛毅なことを言う御仁がいらっしゃる。
ネイティブはそうしているだろう。しかし、日本人が本当にそんなことができるのか? と私は思う。
簡単な文章なら、頭から特に語順をひっくり返さないで読むことができる。
I like English. とか、I played baseball in the ground. とかなら私も頭からネイティブのように読むことができる。聞いても分かる。
しかし、この「武士道」となるとそうはいかないだろう。
このような時に、私の「訓読法」が大いに訳に立つと思うのだが、いかかであろうか。
現代英文訓読法で
私の和訳:私が大雑把に「武士道」と表現してきた日本語は本来は騎士道よりより意味深長である。
矢内原忠雄訳: 私が大ざっぱにシヴァリーChivalry と訳した日本語は、その原語おいては騎士道というよりる多くの含蓄がある。
私の和訳:武士道とは文字通りには「軍隊の騎馬武者の道」を意味する。これはつまり戦う貴族が自分の職業の中においてと同様に日常の生活で守るべき道である。一言で言えば「騎士道の教義」にある武士階級の高貴なる義務ということである。
【表現・文法】
in a word : 一言で言えば “Why do you volunteer?” “In a word, pleasure.”
「なぜボランティアをするの?」「一言で言えば, 喜びよ」
矢内原忠雄訳: ブシドウは字義的には武士道、すなわち武士がその職業においてまた日常生活において守るべき道を意味する。一言にすれば「武士の掟」、すなわち武人階級の身分に伴う義務(ノーブレッス・オブリージュ)である。
令和2年4月25日 改定
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