先日8月10日に函館で高校の同窓会があり出かけて来ました。
札幌ー函館間は、3時間50分ほどある。
このときに今、取り組んでいる、英語のことわざを覚えようと、用意して汽車に乗り込みました。
7単語で構成された英語のことわざを150本用意しました。
150個も覚えられるか、とも思いましたが、汽車の中で暇になると困るし、「用意する」といってもプリントアウトするだけなので持って行きました。
まあ、半分くらいでも覚えられたら、「めっけもん」(上等) だろう、と思っていました。
すると、行きの列車で、120個ほど覚えられました。
帰りの列車では、二日酔いもあり疲れていたのですが、残り30個を覚え、もう一度復習をすることができました。
私ももう50歳台(しかも後半)で記憶力も衰えてはおります。
もちろん私は大天才でもないし、ホラ話を皆様にして、見栄を張るつもりもない。
それよりももっと身になること
なぜここまで自分は出来たのか、を考えてみました。
まず言えることは、自分なりに英語のことわざを一通り整理している。
その過程で、一応わからない単語を調べたり、あと、文章の繋がり、なぜこのような意味になるのかということは検討しています。
もちろん文法事項も調べている。
節に分けたり、不定詞の用法を考えたり、分詞の使い方を考えたりしている。
それ故に、150個といえども暗記できたのである。
これで単語の意味はわからない、文章の繋がりも見えない、もちろん文法も分からない、では、人生でもっとも記憶力が盛んな中学、高校生でさえ、20個くらいも覚えられないであろう。
最近、英文法をやたら敵視して、「英文法など要らない。ノリでやっていこう」などと真顔で言う人がいるが、それでは「英語」に近づくことさえ出来ないであろう。
逆に英文法をある程度押さえ、英語の言葉の繋がりを理解できれば、このくらいの暗記など誰でも造作無くできる、ということではないかな、ということを体験したと言うわけだ。
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