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おはようございます。
個人情報漏洩 などと申します。
しかし、多くの方は、「自分の個人情報など大した価値がない。欲しければ持っていけ」とお考えになっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、それは違います、といういうことを申し上げるのが、この「個人情報談義」の主張です。
そりゃあ、世の中、身分の高い人、身分の低い人、影響力のある人、ない人、いろいろあります。
身分の高い人、影響力のある人の個人情報は価値があり、自分の様な身分の低い人間の個人情報には価値がないだろう、と思ってはいませんか。
皆様方の身分が高いのか低いのかは分かりませんが、個人情報は大事です。
個人情報とは、言い換えると、個人の秘密です。
つまり世間で、個人情報、というから、ちょっと意味がボケるんです。
「個人秘密情報」というのが正しいと思います。
このように言われると「おれの個人秘密情報なんて大したことない」とは仰る人はいないでしょう。
他人様が秘密にしたいものを、持つ、ということは、非常に価値のあることだと思うのですが・・・
人様が秘密にしたいものを、自分が持つということは、その人の弱みを握るということ。
身分に関係なく、人が皆持っていて、秘密にしたいもの。
それは、色恋に関することです。
インターネットは、1990年代後半から急速に普及。
2007年のiPhoneでスマホが登場して依頼、それが加速しました。
これは個人情報漏洩の歴史でもあります。
皆様がお書きになった、ラブレター あるいは、恋人とのやりとり。
ネット上で行ったものというものは、あなたとお相手以外の誰かも所有しているのです。
これがスマホになるともっと具体的になります。
写真、動画、位置情報までが顕(あらわ)になりますからね。
スマホでは各アプリの設定をよほど厳しくしないと、スマホの中に入っている、
写真、動画、位置情報が全部抜かれてしまいます。
抜いているかどうかは分かりませんが、抜くことが出来るわけです。
そのように、皆様の情報を抜くために丁寧に金をかけて作られたとしか考えられない様なアプリもたくさん出ているのです。
誰もが人に恋をしたことがあるとは思います。
ラブレターを書いたり、おつきあいが始まれば、頻繁にSNSなどで連絡を取る。
その情報はお二人にとって第3者には見せたくはないものですが、どんどん人手に渡っている。
釣りをする人が大きな魚が釣れたら、魚と一緒に写真を撮ったり、魚拓をとったりする。
それと同じ様にでしょうか。
意中の恋人を仕留めることが出来たら、写真を撮ったり、動画を撮ったりする。
私には分かりますよ。その気持ち。人間の自然な気持ちです。
しかし、それをスマホで撮ると、それは位置情報と共にごっそりとどこの誰だか分からない他人様に渡っていきます。
私は、この「個人情報談義」で「個人情報の値段」について解説しました。
名前 住所 クレジットカード情報 で、一件10000円で売り買いされています。
これに、ラブレターや、ツーショットの写真、あるいは、アダルトビデオのような、愛の写真や動画はいくらくらいで売り買いされているのか?
私には想像がつきません。
しかし、このようなものが、今や世界的に売り買いされている、というのも現実です。
ある時、あなたのそのような写真、動画が、どこの誰とも分からない人から送られてきて、あなたのパートナーにもメールで送るぞ、と来られたらどうしますか?
それは、たぶん最悪の奴らから、最悪のタイミングでやってきます。
例えば、結婚が決まった、とか、苦労して地位を得た(議員になった、会社の役員になった、研究職で良い仕事をした、当てた、あるいは、教授になった)
要求されることはいろいろです。金ももちろんある。研究データを寄越せ、教えろ。
政治家になったら、なんらかの便宜を図れ など。
選挙なんかでは、「〇〇に投票しろ」というのもあるだろうし、
もし、選挙管理委員などをやっていたら、途轍もないインチキをやれ、と命じられるかもしれない。
例えば、「候補者Pに入れた投票用紙を候補者Qに書き換えろ」とか。「適当にカウントしろ」とか。
色恋の手紙や、増してや写真、動画を一枚でも他人に握られたら、もはやその人の家来か奴隷にならざるを得ないのも現実です。
それが個人情報です。
個人情報とは、「個人の秘密」です。
ここまで語ると、暗憺(あんたん)な気持ちになられる方も多いかと思います。
魚拓をとるように、恋人との写真をスマホで撮るようなことは、どのカップルもしているでしょう。
このままでは、皆様はすでに奴隷です。
この記事はこれでは終わりません。対策も示します。
3つの対策を示します。
カラクリが分かれば、対策は容易に分かります。
対策1
1 まず、スマホで妄りに写真を撮らないこと。スマホで撮った写真は、どこの誰に渡るか分からないということを理解すべき。
個人情報談義でいろいろ書いてきたが設定をよほど注意深くやらないとダメ。
しかし、私の経験ではそれは不可能に近いものです。かなり神経質にやらなくてはいけない。
大事な写真、ここでは色恋のことについて語っていますので、恋人との写真は撮りたければデジカメで撮る。
2 スマホで撮った写真は、スマホの「写真アルバム」に保存される。それ以外の選択肢はない。
そこにも第3者はアクセスすることができる。
スマホとはそのような機械であるということを認識すべき。
個人情報(秘密)奪取マシーンである。
対策2 ここからが本番。
もし、仮に、色恋の写真をすでにごっそりと撮り溜めていたら。
それらはすでに他の人に渡っています。これはどうしようもない。
これからなすべきことは、ダミーを大量に仕込むこと。
例えば、アダルトビデオで女性だけが写っている写真や動画をコピペして、自分のアルバムに収める。
パソコンなどで画面に出して、その画面をスマホで撮っても良い。
あるいは、もっと念を入れれば、そのような写真の男優の(あるいは女優の)顔だけ、自分の顔を置き換える。
このような、エッチな写真だけでなく、ツーショットの写真にもこのようなダミーを仕込むのである。
自分が今までに撮りためたそのような「やばい」写真と同数かそれ以上のダミーを仕込むのである。
多ければ多いほどよろしいかと思います。
対策3 もっと大事 胆力がいりますが・・・
相手がそのような写真やメールをもって、脅かしてきた場合(バラすぞ、とか言ってですね)
徹底的に無視する。
仮にバラされても「これは私ではない。捏造されたものだ、と言い張る。
この手のもの、認めたら負け。
デジタル情報は、捏造しやすい、というのも事実。
この時に対策2で述べた様に、ダミーが大量にあると、敵もどれを出して良いか迷うことになる。
ダミー写真を出してきたら、こちらの勝ちですよね。
仮にそのような写真を本当にバラしたらそれは犯罪です。
本物であろうと捏造されたものであろうと、他人様のそのようなものも、後悔するのは犯罪です。
きちんと警察に被害届を出し、相手を割り出す。
このようなものは、敵は見えないところにいるから強いのです。
敵もそれをよく知っている。
敵をなるべく表にあぶり出すようにする。
敵はそれを嫌がります。
あなたがよほどの大物でない限り、バラすことなく退散するのではないでしょうか。
ターゲットはたくさんあるのですから。
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