令和2年1月20日(月)雪
漢字検定の結果が返ってきたが、残念ながら「不合格」
155点だという。
自己採点が162点であったので、ギリギリだったので、ちょっと危ないなあ、とは思っていたが、そのような結果になった。
自分の採点ミスもあった。
本来、バツなのに、正解にしていたものが、書き取りで3問あった。
これで6点減点。
しかし、絶対合っている、というのが、2問間違っていた。
それを示す。
前からチェックしているが、採点ミスがやはりある。
7番 対義語・類義語 の問題
夾撃 の 類義語 を書け という問題
答えは 掎角
そのように書いたが不正解
あと、8番 故事・ことわざ
2)常山の「だせい」
蛇勢 が正解であるが、これも簡単な問題 できた
と思ったら バツ
漢字検定において、解答は提出して手元にはもちろんないのであるが、小生は、終わったらすぐに自分の解答を再現したものを書いている。
漢字検定は残念ながら「自分らはきちんと採点している」と言って、事後の問い合わせには応じない、としているが、大変に時代遅れであると思う。
大学入試、あるいは、センター試験でも、問い合わせには応じているし、必要な手続きをとると、比較的容易に解答のコピーを送ってくれる。
なぜ、漢字検定でこのようなサービスをしないのか。
入学試験であると、採点ミスで、合否に関わると大変であるが、漢字検定にはこのようなことはない。
「すみませんね。合格でした」で終わりである。
まあ、これが正解であると、自分は159点になる。
あと、読みの26番
「あさげ」と書いたが、文章から身分の高い人なので「あさがれい」だそうである。
辞書で調べてみたところ「あさがれい」なる言葉は天皇陛下に使うお言葉のようである。
多少身分が高いくらいでは使わないようであるが、この短い文章から天皇であると判断できるか?
悪問であると思う。
これが、正解だと。めでたく 160点になるわけだが。
札幌で漢字検定の同好会にも参加しているが、そこには力のある人がたくさんいらっしゃるが、その方々も採点が少しおかしいことがある、と言っていた。
私だけではないだろう、ということ。
漢字検定は、もちろん人の手と目も使って採点はしていると思うが、最近はAIも使っているそうである。これは確かな情報。
いつも、試験監督の人が言っているから。
しかし、AIで漢字の書き取りの正解、不正解を判定できるところまで行っているのか。
AIの進歩はすごいが、まだそこまでは行っていないだろう。
AIをどこまで見ているかが問題であろう。
また、採点はどのような人がやっているのか。
もちろん、元締めの監督はそれなりの人がやっているが、多くの「常用漢字しかしらない」学生アルバイトみたいな人もやっていることは予想できる。
漢字検定1級を所持している人はそんなに多くないので。
そのような人が採点できるのか。
つまり、ひょっとしたら、まだ発展途上で性能は怪しいAIと、常用漢字しか知らない学生アルバイト が、採点しているのだろうか。
今回、令和2年2月の検定も受けるつもりであるが、何度も受ける、ということはあまり考えていない。上記より、採点がはっきりしないので、そのような意味はないだろう。
また、良い点を取る、満点を取る、といって頑張っている人をネット上で時々見るが、漢字検定の現在の極めて疑わしい採点体制であるとナンセンスな目標であろうと思う。
論語指導士なるものもあり、こちらの方にも興味が湧いてきた。
どちらかが、取得できれば良いのではないか、と思っている。
まあ、漢字検定のおかげで、漢字を深く知ることができたし、漢文にも関心が向いた。
その意味では自分の人生にとっては良いことであったのだろう。
漢字検定協会が、採点の疑義について真摯に対応してくださることを切に望む。
これは、やられたわ
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